XAの露出補正ですが、ボディ下部のレバーはこんな感じになっております。補正かけるとレバーがちょっと出っ張るんですね。ついでにバッテリーチェックとセルフタイマーレバーを兼ねています。
なもんで、一本まるまる補正をかける場合には昔からよく使われてきた「フィルム感度操作による露出補正」を用いるのが一般的ですね。感度の数字を半分にすると+1EV補正、数字を2倍すると-1EV補正になります。フィルム感度での調整というのは、カメラが適正と思う露出の数値自体を変更している訳です。おまけにフィルム感度の設定幅は1/3EVごとに設定可能ですので、一発勝負の+1.5EV補正よりも細かく補正が可能です。
・・・ま、理論上は可能は可能なんでしょうが私はこの補正ってヤツがどうも苦手で(^^;
写真を覚えた頃、フィルムの現像やらプリントを自分でやっていたものですから撮影シーンを逃しそうなときに補正云々を気にするくらいならあとの作業で何とかするとか考えてました。冷静に考えれば、撮影するときに適正露出を得ることは写真の表現の幅を多く採るということなのでそれがより良いのは間違いないんですよねぇ。
ま、今はまだモノクロフィルムのテスト中(笑)ですから、その後どうするか考えるようにします。