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VMwareを利用してみる:9

(9)Win2000 on Win2000

手持ちのベース環境を仮想PCに移行すべく普段使いのノートPC(Win2000)上で仮想化させたWin2000を動かしてみた。ところが、これがシャレにならないほど重くて使い物にならない。

冷静に分析してみればこの状況は次のいずれかに起因するものと思われる。
・CPUのパワー不足
・メモリ不足
・HDDの動作速度の限界

しかしながら、このうちのHDDに関してはおそらく今回の原因ではないであろう。考えられる要因の中でもっとも怪しいのはメモリ不足だ。なにせノートPCはメモリ搭載量が少ない。オンボード64MBに追加メモリが256MBである。さすがにメモリ食いのWindowsを二重に動作させるには快適とは言えない容量なのだ。

VMware自体はある程度メモリを動的に利用してくれる。しかしながらどうやったって本来搭載されているメモリ以上のメモリは確保できない。Windowsが起動しただけでも結構なメモリを消費しているのに、それが二重に起動しているのでは無理も無理というところであろう。

当然CPUのパワー不足も可能性としては否定しきれない。なにせこっちもPenIIIの600MHzである。ギガ単位ですらない。

もう一方の利用環境であるデスクトップにおいてはWindowsの上でWindowsを動かしてみても、基本的に不満を抱くほどでもない、わりあい快適な速度が提供される。デスクトップのほうは[CPU Ceneron 2.6GHz][Memory 512MB][HDD 120GB/7200rpm]であるからして、少なく見積もってもこのスペックであれば実用に足る速度で二つのWindowsを利用することができる。

であれば問題はどこがネックとなっているか、である。CPUなのかメモリなのかむしろベースのOSなのか。とりあえず合間を縫っていろいろと試してみようと思う。
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VMwareを利用してみる:8

(8)そもそもの目的に戻る

と、前回までひととおりの事を試してきたわけだが、ここにきて原点回帰を行っておこうと思う。つまり、私が何のために仮想化というものを必要としているのかという話であるとともに、実環境としてどういうものを構築するのかという設計の話になる。

まず、確実なのは「ゲストOSをWindows 2000 Proにする」ということだ。元々が「普段の環境の可搬性をよくすることとバックアップなどの容易さ」を求めてのことなので、普段の環境を作り出さなければ意味がない。そんなわけでゲストOSはWin2000なのである。

ではそのゲストOSに何を入れ、何を入れないか。その選定にかかろうと思う。
(後に実作業をするであろう自分自身のためにメモしておくが、OSを入れ終え、WindowsUpdateを施した環境を一度バックアップしておくといざというとき幸せではないかと思う)
まずはメールデータだ。はっきり言うと、数年前から使いつづけているEdMaxはメールもアドレスも、もうあきれるくらいのデータ量になっておりこれが消えてしまったら目も当てられない。以前自宅のデスクトップマシンがお亡くなりになってメールデータが消えたときのショックが相当だったのだ。幸いにもほぼ同じデータがノートのほうにあったので最悪の危機は回避できたのだが。

そんな大事なメールデータとともに、これまたデータが散ると面倒なウェブ関係のデータも集約することにする。ローカルなブックマークやウェブにアップしているデータ、ブラウザなども基本的にここで扱うことにする。ダウンロードするファイル類は当然最初はローカル(つまりゲストOS)に保存するが、基本的にはホストOS側(もしくはNASにでも)に移動させることにする。

現時点で、ゲストOS側でやらないことが確定していることといえばゲームとテレビだ。これらはホストOS側で行うことを前提とする。ハードウェアへのアクセスが頻繁であることが予想されるのと、チューナーカードに関してはドライバがなくて使えなさそうな予感がするからだ。

とするとこの時点でホストのOSもWindows系と決定する。すると困ったことにWindowsのライセンスがひとつ余分に必要になるのだ。まあ幸か不幸か(もちろん状況としては幸福だが、人生的には多少不幸かもしれない)、Windows2000Proのライセンスがひとつ余っているので、ゲストOSにはこれを割り当てることにする。

ホストOSがWindows2000Proならば、仮想化ソフトの選択肢はVMware Playerに絞られる。また、ゲストOSの利用法も単純なクライアント環境であって、常時稼動している必要はないためVMware Serverでなくても問題ないはずである。

そして同じ環境を利用することになりそうなノートのほうは、ホストOSにLinuxを利用しようと思う。色々と弄ってみているが、とりあえずはVineあたりが使いやすいような気がする。とはいえもっと目的にあったものがあるかもしれないので引き続き弄り倒すことにしよう。


ひとまず自分のパソコン利用状況を鑑みるに、おおよそ利用法としてはこれらで十分にまかなえるものと思える。あとはゲストOSのファイルがネットワーク上にあった場合にどれくらいの速度で利用できるかというところであろうか。

なにせ気分次第で複数のパソコンを使ってしまうような馬鹿者なのである。普段であってもデスクトップとノートを交互に利用しているのだから、それらで同じ環境を使いたいと思ったらやはりゲストOSはネットワーク上にあるのが望ましい。望ましいのは事実だが、それが実用に耐えるかどうかが問題である。例えば100BaseTXクラスなら問題ないのか、GigabitLANなら大丈夫なのか、それとも802.11gあたりの無線でも十分な速度が出るのか。まあさすがに802.11bでは無理があるだろう。ともかく検証しなくてはならない。やれやれ。
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VMwareを利用してみる:7

(7)VMX Builder

VMX BuilderはVMware Server Consoleのように仮想マシンの管理や新たな仮想マシンの構築を行うことのできるWindows用のソフトである。インストールに際してはいくつかのVBランタイムが必要になるので、うまく起動できなかった場合などはCoreSetup.exeをダウンロード&実行して、ランタイムを導入する。


導入が完了したら早速起動させてみる。起動させるとまずはHomeタブが開いていて、[Create New Virtual Machine]と[Edit Existing Virtual Machine]が選択可能になっているはずだ。作成するために[Create New Virtual Machine]を押す。すると仮想マシンをどこに作るかとたずねてくるので、適当なフォルダを指定する(今回は[c:\vmware\test])。フォルダの指定が完了するとディスプレイネームをたずねてくるので、わかりやすい名前を付けてやる。今回もVineを利用するシステムを作ってみることにするので、[Vine @ VMX Builder]とつけてみることにした。

すると仮想マシンの設定画面に切り替わるのだが、VMware Serverの時とはちょうど入れ替わるように、[Hardware]タブの前に[Option]タブが存在する。内容的にはほぼ同一なので詳細は割愛する。

[Hardware]タブのほうも大差ないと思う。VMware Serverと同じく基本的なデバイスしか登録されていないので(こちらではVMware Serverとは違ってこの時点では仮想HDDも作成されていない)、HDDやCD、Ethernetなど必要なものを導入していく。HDDの作成は、QEMUがあればイメージの作成が可能になるので、一緒に導入しておくことを薦める。


デバイスの追加や設定がすんだらVMX Builder自体のメニューにある[VM]の中の[Save]を押す。するとvmxファイルが生成され[Favorites]に今作られた仮想マシンが追加される。あとはVMX Builder上からlaunchすればVMware Playerが呼び出されて仮想マシンが起動する。
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VMwareを利用してみる:6

(6)VMware Server for Linux

そんなこんなで今回はVMware Playerではなく、VMware Serverを使うことにする。環境は引き続きFedoraCoreをホストOSとして利用する。今回のようにVMware Playerをインストールしている場合はあらかじめアンインストールすること。

># rpm -qa | grep VMware


でインストールされているVMware Playerのパッケージが出てくるはず。なので

># rpm -e VMware-player...


バージョンナンバーなどを補間してアンインストールする。インストールは通常のrpmパッケージのインストールと変わらないが、インストール後コンソールからコンフィグを実行する必要がある。この際にシリアルナンバーが必要になるので登録しておくこと。

# ./usr/bin/vmware-config.pl


今回はxinetdがなかったためにコンフィグの途中で中断された。またgcc 4.0.2も必要になるので、ない場合にはあらかじめyumなどでインストールしておく必要がある。コンフィグが完了してリブートすればメニュー内に[VMware Server Console]がインストールされているはずである。起動させると作成から実行までトータルで行える環境が呼び出される。

VMware Serverでは新たな仮想マシンの構築も可能である。まず[VMware Server Console]を起動させ、[Connect to host]で[Local host]を選択する(ローカルのファイルを使うというだけの話で、特に考えることもないと思う)。そのあとのメイン画面で[Create a new virtual machine]を選択すると仮想マシンの作成が始まる。(2) の場合と同じくVineLinuxのCDイメージを使ってインストールから開始する環境を構築することにして、順に追ってみよう。

作成を開始するとウィザードが始まる。最初の[Virtual Machine Configuration]では[Typical]を選択して進む。次の[Guest Operating System]ではLinuxを選択し、[Version]の中から[Other Linux]を選択。次の[Name]や[Location]は自分がわかりやすいものをつければいい。[Network Connection]は好みに応じて設定すればいいが、ひとまず[Use bridged networking]を選択することにする。

お次は[Disk Size]だ。好きな容量を設定すればいいのだが、気を付けるのは[Allocate all disk space now]という項目だ。ここにチェックが入っていると、HDD上に先ほど設定した容量と同じサイズのファイルが作成される。仮にディスクサイズを10GBに設定したとすれば、10GBのファイルが作成され、そのぶんのディスク容量が消費される。最初から作成してある方がパフォーマンスはいいようなので、余裕があればチェックを入れておいてもいいと思うが(デフォルトではチェックが入っている)、仮想マシンのバックアップなどを考えているようならチェックを外した方がサイズがコンパクトになるので便利だと思われる。その下の[Sprit disk into 2GB files]はチェックが入っていれば仮想ディスクのファイルを2GBごとに分割する。

ここまで終えて[Finish]を押せば、ひとまず環境はできあがる。しかし、このままでは諸設定がデフォルトのままなのでいくつか変更を行うことにする。

メイン画面に戻ってきたら[Inventory]で先ほど作成した仮想マシンを選択して[Edit virtual machine setting]を押す。そうすると今の仮想マシンの設定が呼び出されるので必要な箇所に変更を加える。例としてまずはメモリの設定を変更してみる。[Hardware]タブの[Device]から[Memory]を選択すれば、セッティング画面の右側に変更するためのバーと数字が表示される。デフォルトでは256MBになっているが、減らしたいと思えば128MBなどに、増やしたいと思えば512MBなどに変更する。変更項目はすぐには反映されず、[OK]を押したときにまとめて適用される。

インストールの際にはVineのisoイメージを使うので、CDの設定でisoイメージを指定する。ついでというわけでもないが仮想HDDも変更しておくことにする。ウィザードで作成された仮想HDDは何故かSCSI接続になっている。これを変更してIDE接続にすることはできないようなので、このHDDを一旦削除して新たにIDE接続の仮想HDDを作成する。削除は非常に簡単で[Device]にある[HardDisk(SCSI 0:0)]を選択して、リスト下部にある削除ボタンを押すだけだ。削除した後はその隣にある[Add...]ボタンを押す。一番上にハードディスクがあるはずなのでそのまま[Next]を押して進める。次の画面では[Create a new virtual disk]を選択して進める。このとき[Use an existing virtual disk]を選択すると、先ほどまで認識していたSCSI接続の仮想HDDが簡単に発見できるが、これを選択すると結局同じSCSI接続のディスクが見えるだけなので、ここでは新規に作成しなおす。次の画面では[Virtual Disk Type]が出てくるので、ここで[IDE]を選択する。あとは容量など先程と同じように設定すれば完了。デフォルトで作成すれば[IDE 0:0(プライマリ:マスター)]に設定されているはずだ。

ちなみに追加できるハードウェアには
・ハードディスク
・光学ドライブ
・FDD
・サウンド
・USBコントローラー
・シリアル/パラレルポート
・Generic SCSIデバイス
などがある。Generic SCSIデバイスはホストPCに接続されているSCSIデバイスをゲストOSでも認識させるためのものだ。

[Virtual Machine Settings]の[Options]側には、仮想マシンに対する細かな設定項目がいくつか存在する。その中でも特徴的なのは[Startup/Shutdown]の項目だ。ここではVMwareが起動した際に(ホストOSが起動した際に)その仮想マシンがどう振る舞うかが設定できる。[On host startup]が[Power on virtual machine]になっていれば、ホストOSの起動と同時にゲストOSも起動する。但しVMware Server Consoleが起動していないとホスト上から画面を見ることはできない。直接動作させる必要のないサーバー用途のゲストOSなどはこの設定にしておけば自動的に作動するので便利である。[On host shutdown]が[Power off virtual machine]の場合はサスペンド(中断)して終了する。[Shut down guest operating system]に設定すると、ゲストOS上でシャットダウン処理を行ってから終了する。

*

個人的な感想でいえば、利用するだけならVMware Playerのほうが動作がわかりやすく、余計なものもないので快適である。但し、新たに環境を構築して運用まで持っていく過程においては、GUIでパーツを組み合わせることができ、VMware Toolsのインストールまで行えるVMware Serverのほうが効果的であるようにも思う。最初からVMware Serverに慣れてしまえばいいのだろうが、Playerの快適さが心地いいためにどちらを常用にすべきかは悩ましいところでもある。

その他のServerの利点としては

  • バックグラウンド動作が可能

  • 複数の仮想マシンが動作可能


というところであろうか。まさにサーバー用途でゲストOSを扱うのならば選択肢としてはServerしかないわけだが、バックアップしやすく可搬性の高いクライアントという位置づけでゲストOSの利用を考えればPlayerにも選択の余地は十分にある。

ただし、ホストOSがWindowsの場合、VMware Serverが動作するにはWindows 2000 Server / Windows Server 2003各種といったサーバー用OSが必要になる(WindowsXPは非公式ながら動作するようではあるが)。なのでホストOSにWindows2000Proを利用する場合には選択肢としては必然的にVMware Playerということになる。

しかし、世の中には「Windows2000Proなんだけど、VMware Serverを使いたい」と思う人もいるかもしれない。そんな人のために、次回は「VMware Player + VMX Builder」を試してみたいと思う。
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VMwareを利用してみる:5

(5)細かいこといろいろ

◆ファイルのやりとり

ホストとゲストの間でファイルをやり取りする場合にはLinux側でsambaを動かしてやるのが楽でよい。基本的にはディスク容量の大きいホスト側で共有システムを作成するほうが望ましいのだが、Linux側で共有ディスク領域へのアクセスが不得意なものもあるので(Vineなどではコマンドラインから操作することになる)、Linux側でsambaを動作させるほうが使いやすい。こうしおておけばいずれの環境からもGUIでアクセスできる。


◆VNC

余談ではあるが、VMwareで動作させているゲストOSはVNCで接続することも可能である。さらにいえば[ホスト(FC4)]-VMware-[ゲスト(Win2000)]-VNC-[ホスト(FC4)]という謎な接続も問題なく動作する。あまり意味があるようには思えないが。


◆ネットワーク設定

(2)のネットワーク接続のところでBridgedにしておくと書いたが、これについて触れておく。VMware Playerで利用できるネットワーク接続には3種類あり、それぞれ以下のような特徴を備える。

Bridged
 仮想マシンに専用のIPを振る接続方式。例えばホストOSのIPが[192.168.1.2]である場合、ゲストOSに[192.168.1.3]などを割り当てる。これによって同一ネットワーク上に2台のPCが存在するように見え、ネットワークの設定が単純化される。ネットワーク上においてはホストOSとゲストOSは並列にある。

NAT
 NAT自体はネットワーク技術のひとつであり、VMwareだけで利用されるものではないが、軽く触れておく。NATを利用するとゲストOSには[192.168.30.2]といったようなホストOSが持っているIPとは別のプライベートなIPが割り当てられる。ゲストOSがネットワークにアクセスする際にはNATによってホストOSのアドレスに変換され、擬似的に[192.168.1.2]になってアクセスする形になる。この場合のゲストOSは、通常ホストOSと同レベルのネットワークからは見えないのでセキュリティ上比較的安全ともとれる。

@IT:Insider's Computer Dictionary [NAT]

hostonly
 ゲストOSにNATと同じくプライベートなIPを割り当てる。ただし、ゲストOSはホストOSとのみ通信する形となる。個人的に使う分には興味が湧かないのでパス。


◆中断、再開

VMware上でゲストOSをシャットダウンさせるのが正しい終了手続きではあるが、いちいちブートシーケンスを発生させて待っているのもあまりいいものではない。ノートパソコンなどで用いる休止状態のように「状態を保持したまま停止させる」ことができれば起動にかかる時間を短縮できる(VMwareでは休止状態というかサスペンドとなる)。

方法はいたって簡単で、VMware Playerのウィンドウを閉じる(もしくはメニュー[Player]から終了を選ぶ)だけ。これで次回起動した際には中断したときの状態がそのまま読み込まれる。


◆"_"の入力

ホストOSがLinuxの場合、"_"が入力できない場合がある。これを解決するためには/etc/vmware/configファイルを編集し、以下を追記する(要root権限)。

xkeymap.keycode.211 = 0x073


あとは

># /etc/rc.d/init.d/vmware restart


などとやってやれば設定が認識され、"_"が入力可能になる。
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VMwareを利用してみる:4

(4)ホスト:Linux、ゲスト:Windows

さて、今度は今までとは逆にホスト側のOSがLinuxでゲスト側のOSがWindowsの場合の構築を行う。何故かというとこちらが私の本来の目的に近いものだからだ。今回ホストのOSにはFedoraCore4(FC4)、ゲストのOSにはWindows2000Proを選択する。FC4を選択したのはたまたま手元にあったからという程度である。

まずはFC4のインストール。Linuxといえどもただインストールするだけならばさほど問題でもないはずだ。インストールがひとしきり完了したらVMware Playerをインストールしておく。

インストールまで完了すればvmxファイルとvmdkファイルを用意することにする。vmdkファイルの作成には、Windowsの時と同じくQEMUを利用する。Linux用のQEMUをインストールして、端末からコマンドで作成する。

>$ qemu-img create -f vmdk win2000.vmdk 10G


同じくコマンドライン上からviでvmxファイルを作成する。

config.version = "8"
displayName = "Windows2000 @ VMware Player"

ide0:0.present = "true"
ide0:0.fileName = "win2000.vmdk"

ide1:0.present = "true"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "atapi-cdrom"
# ISOイメージを利用する場合は上2行をコメントアウトしてこっちを使う
# ide1:0.fileName = "windows.iso"
# ide1:0.deviceType = "cdrom-image"

floppy0.present = "FALSE"

sound.present = "TRUE"
sound.virtualdev = "es1371"

ethernet0.present = "true"
ethernet0.connectionType = "bridged

guestOS = "win2000Pro"
memsize = "256"


上記の設定は[メモリ256MB/CDは実CD-ROMドライブ利用/ネットワーク接続はBridged/FDDなし/サウンドあり]となっている。サウンドなどはいらなければfalseにしてしまって構わない(というかファイルに[sound.]の項目を記載しなければ認識されない)。

こうしてCD-ROMドライブにWindowsのインストールCDをいれてVMware Playerを起動させればWindowsのインストールが始まるはずだ。完了したら先ごろ用意したVMware ToolsのWindows版をインストールする。これで先日作成したのとはまったく逆の関係でのシステムが構築できたことになる。
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VMwareを利用してみる:3

(3)VMware Toolsの導入(Linux編)

さて、(2)で導入したVineLinuxだが、このままだと使い勝手がイマイチよろしくないと思うのではないだろうか。PCを仮想化するというその性質上仕方ないのかもしれないが、いちいちマウスもキーボードもウィンドウ内に取られていては操作が非常にしづらいと思う。また、ゲストOSがLinuxの場合なら(少なくともVineLinuxなら)ウィンドウ自体は問題ではないと思うが、WindowsがゲストOSの場合は、VMware ToolsをインストールしないとVGAドライバがない状態となり、パフォーマンスとしても使い物にならなくなる。

それらを解決するためにも「VMware Tools」の導入をお勧めする。VMware ToolsはVMware Workstationの中に含まれている(Serverにも入っている)ユーティリティで、VGAドライバの改善やマウスの扱いの改善などが図られる。これ自体はVMware Playerには同梱されていないのだが、利用自体は問題ないとのことなのでここでは利用することにする。

VMTN Discussion Forums: VMWare Tools + VMWare Player = Legal?


まずはVMware Toolsの入手から。これは先ほども述べたがVMware Workstationに含まれているものなので、VMwareからWorkstationをダウンロードする(要ユーザー登録)。Windows版なら実行ファイルなのでインストールする必要があるが、Linux:tar版をダウンロードして展開すれば展開先のフォルダ内の[lib/isoimages]の位置にWindows.isoとlinux.isoがあるのが発見できると思う。この2つのisoファイルを使うことにする( freebsd.isoやnetware.isoはとりあえず使う予定はないのでパス)。

さて、今回のゲストOSはVineLinuxなので利用するのはlinux.isoだ。これをわかりやすいようにvmxファイルと同じフォルダに置く。前回までのとおりだと[c:\vmware\test]の中になるはず。これをVine上でマウントして起動させる事にする。そのためにvmxファイルを編集する。メモ帳でも開けないことはないと思うが、文字コードの関係などで不具合が発生しても困るので、これを機にTeraPadなどのエディタソフトの導入をお勧めする。


というわけでエディタでvmxファイルを開く。vmx-Makerで作られたこのvmxファイルを開くと

ide0:1.filename = "C:\vmware\test\Vine32- i386.iso"


と書かれた個所があると思う。これを編集して

ide0:1.filename = "C:\vmware\test\linux.iso"


とできたら保存して終了する。そしてVMware Playerを起動して先ほど編集したvmxファイルを開けば、linux.isoを仮想CDとしてマウントした状態でVineLinuxの環境が起動する。
無事ログインしたらCDをマウントして[VMwareTools-5.5.0-18463.i386.rpm](バージョンナンバーなどは異なるかもしれません)を適当な位置にコピーします。それが終わったらコンソールを開いてrpmコマンドでのインストール(例えば↓のような感じ)。

># rpm -ivh VMwareTools-5.5.0-18463.i386.rpm


rpmパッケージのインストールが終わったら

># /usr/bin/vmware- config-tools.pl


を実行して設定を行う。基本的にEnterを押していくだけで完了するはずだ。ここまで終わったらVineとVMware Playerを終了させて再起動する。無事に進んでいればマウスをVMware Playerのウィンドウにとられることなく操作可能になっているはずである。
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VMwareを利用してみる:2

(2)Windowsの上でLinuxを動かしてみる


ショボイブログ[SB] | VMwareを利用してみる:1の続きです。


という能書きをだらだらと書いたところで早速実践してみることにする。今回利用するソフトはVMware Playerがメインとなる。VMwareにはPlayer以外にもWorkstationだとかServerだとかいろいろとあるのだけども、なにせフリーなのでお手軽に試せるPlayerで進めることにする。


まず必要なものだが、下記のように大きく分けて3種類のソフトが必要になる。
・VMware Player本体
・HDDイメージ作成ソフト(今回はQEMU on windows)
・vmxファイル作成ソフト(今回はvmx-Maker)
それとLinuxをインストールするためのCDイメージも用意する。今回はVineLinuxのISOイメージをダウンロードして使うことにする。


さて、まずはVMware Playerをインストールしよう。といっても実行してしまうだけなので特に難しいこともないのではないかと思う。それが終わったらQEMUとvmx-Makerのアーカイブを展開する。

ついでにVMware用のデータフォルダを用意して(私の場合C:\vmwareをデータフォルダにした。今回はテスト環境ということで、その下にさらにtestフォルダを作成。ここを作業フォルダにする)、そのフォルダにVineLinuxのイメージファイルをコピーしておく。

ここまで準備できたらvmx-Makerを起動する(解凍フォルダ内のvmxmaker.exe)。ここから順に説明していくことにするが、細かいことはvmxMakerのマニュアルを参照してもらうことにして、ここでは概要だけ。

まず[基本環境]から。[仮想ディスクのファイル名]のところで[>>]ボタンを押してqemu-imgを呼び出して、仮想ディスクを作成する。その下の名称だとかは特に考えることもなく普通に設定してもらえばいいかと。そして[CD-ROMにISOイメージを割り当てる]にチェックを入れてVineLinuxのイメージを指定する。あとは右側のネットワークで接続方式を[bridged]にする(説明は後ほど)。

ここまでできたら[ファイル生成]を押せばvmxファイルができあがる。そしてそのvmxファイルをVMware Playerで開けば仮想PCが立ち上がり、Vineのインストールを行うことができる。

インストール完了後は仮想CDROMドライブをオフにすればHDDから立ち上がるようになる。
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VMwareを利用してみる:1

(1)仮想化してみようかと思う

かねてより、「コンピューターの仮想化」というものが気になっていた。
もちろん技術的なトレンドとしてもそういう流れは主流になりつつあるが、一個人としても仮想化には興味があった。

私の場合、生来の阿呆であるからして自宅にもパソコンが何台かあったりする。そして困ったことに、そのどれにおいても同じように情報にアクセスできたり、同じような使い勝手を求めたりする。

するとどうなるか。

何台ものパソコンに同じソフトをインストールし、同じ設定をし、メールも何台ものパソコンで取得できるようにし・・・などと冷静に考えたら不毛極まりないのである。

それだけではない。

いざというときに備えて重要なデータはバックアップを取ることを心がけている。しかしそれにしたってあれやこれやとあるのはやはり面倒極まりないというのが実情である。ホントに面倒なのでどうにかしたいと思っていた。それがもしかしたら「コンピューターの仮想化」でずいぶんと解決するかもしれないのだ。


とりあえず軽く仮想化について触れることにする。いわゆるパソコンというのは、パソコンというハード(機械)の上にWindowsやらMacOSやらLinuxやらというソフト(OS)があって、それが動作しているのである。そういったOSというのはハードそのものと密接に関わりがあり、そのため違うコンピューター上で同じOSをそのままコピーして使うというようなことはまず無理なのである。

しかし、仮想化するとどうなるか。ハードとOSの間に、その違いを吸収するためのソフトが重なり、その結果としてOS部分の可搬性が高くなる。また、通常ハードとOSは1対1で用いられるものであるが、仮想化されたものに限ってはそうとも限らない。ひとつのハードに複数のOSが動作する(ように見せかける)ことも可能なのである。

そんなわけでこれから暫く、ちょこちょこ書いてみようと思う。
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