VMwareを利用してみる:4
(4)ホスト:Linux、ゲスト:Windows
さて、今度は今までとは逆にホスト側のOSがLinuxでゲスト側のOSがWindowsの場合の構築を行う。何故かというとこちらが私の本来の目的に近いものだからだ。今回ホストのOSにはFedoraCore4(FC4)、ゲストのOSにはWindows2000Proを選択する。FC4を選択したのはたまたま手元にあったからという程度である。
まずはFC4のインストール。Linuxといえどもただインストールするだけならばさほど問題でもないはずだ。インストールがひとしきり完了したらVMware Playerをインストールしておく。
インストールまで完了すればvmxファイルとvmdkファイルを用意することにする。vmdkファイルの作成には、Windowsの時と同じくQEMUを利用する。Linux用のQEMUをインストールして、端末からコマンドで作成する。
同じくコマンドライン上からviでvmxファイルを作成する。
上記の設定は[メモリ256MB/CDは実CD-ROMドライブ利用/ネットワーク接続はBridged/FDDなし/サウンドあり]となっている。サウンドなどはいらなければfalseにしてしまって構わない(というかファイルに[sound.]の項目を記載しなければ認識されない)。
こうしてCD-ROMドライブにWindowsのインストールCDをいれてVMware Playerを起動させればWindowsのインストールが始まるはずだ。完了したら先ごろ用意したVMware ToolsのWindows版をインストールする。これで先日作成したのとはまったく逆の関係でのシステムが構築できたことになる。
さて、今度は今までとは逆にホスト側のOSがLinuxでゲスト側のOSがWindowsの場合の構築を行う。何故かというとこちらが私の本来の目的に近いものだからだ。今回ホストのOSにはFedoraCore4(FC4)、ゲストのOSにはWindows2000Proを選択する。FC4を選択したのはたまたま手元にあったからという程度である。
まずはFC4のインストール。Linuxといえどもただインストールするだけならばさほど問題でもないはずだ。インストールがひとしきり完了したらVMware Playerをインストールしておく。
インストールまで完了すればvmxファイルとvmdkファイルを用意することにする。vmdkファイルの作成には、Windowsの時と同じくQEMUを利用する。Linux用のQEMUをインストールして、端末からコマンドで作成する。
>$ qemu-img create -f vmdk win2000.vmdk 10G
同じくコマンドライン上からviでvmxファイルを作成する。
config.version = "8"
displayName = "Windows2000 @ VMware Player"
ide0:0.present = "true"
ide0:0.fileName = "win2000.vmdk"
ide1:0.present = "true"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "atapi-cdrom"
# ISOイメージを利用する場合は上2行をコメントアウトしてこっちを使う
# ide1:0.fileName = "windows.iso"
# ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
floppy0.present = "FALSE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualdev = "es1371"
ethernet0.present = "true"
ethernet0.connectionType = "bridged
guestOS = "win2000Pro"
memsize = "256"
上記の設定は[メモリ256MB/CDは実CD-ROMドライブ利用/ネットワーク接続はBridged/FDDなし/サウンドあり]となっている。サウンドなどはいらなければfalseにしてしまって構わない(というかファイルに[sound.]の項目を記載しなければ認識されない)。
こうしてCD-ROMドライブにWindowsのインストールCDをいれてVMware Playerを起動させればWindowsのインストールが始まるはずだ。完了したら先ごろ用意したVMware ToolsのWindows版をインストールする。これで先日作成したのとはまったく逆の関係でのシステムが構築できたことになる。
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