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　ふらふらと「ぱむあん。」や「PALMLINKでいこう！！」を使って巡回していたんですが、tomu-専門店のツトムさんがSEVENについて書いておられますね〜
　セブンはスゲーイイとのことですが、私もSEVEN大好きなのでついついぴくりと反応してしまいました。
　やー、SEVENはいいっす。陰鬱な雨の一週間。暗い色ばかりの画面。派手さはなく唯グロデスクな連続殺人事件。何一つ報われないラスト。概要だけ連ねてしまえばろくでもない映画のはずなのですが、それでもなおこの映画は自分にとって最高と言っても過言でないほどすきなのです。

　出だしのけだるそうな感じも、図書館の荘厳さも、ラストシーンであるミルズの苦悩もどれも大好きです。うっかり金のないフリーター時代にスペシャルDVDボックスを買って、今でも後生大事に持ってるくらいです。

　このスペシャルボックス、プロファイリングノートと言うのがついているんですが、その冒頭に

ヘミングウェイがいった
『この世はすばらしい　戦う価値がある』と
後の部分は賛成だ

というセリフが書いてあるんです。これは老刑事サマセットの言葉なんですが、この言葉も大好きで。つーか2001年までDVDが出てなかったのはどういう了見だとひとり奈良の片田舎で愚痴っていたものです。

　てな感じでいろいろ思い出してきたところで今日は無事発掘されたDVDを鑑賞してから寝ようと思います。