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学ぶということ

仕事が変わってから、学ぶことが多くなっています。文字通り学ぶべき内容とともに学ぶ時間や機会も多くなっています。

今日は勉強会のような感じで、一人が教える役、んで私は教わる側だったんです。そうして数年ぶりに板書というものを行うことになったわけです。

そうやって書いたものを後から思い返すと、学生のころに行っていた板書とはどうにも勝手が違うなと思ったのです。

学生のころの板書は、先生のいうことを聞きながらとにかく黒板に書かれたことを細大漏らさず書き留めるのが常だったわけです。ところが今は、書いてあることを全て書き写すわけでもなく、書いてあることと違うことも書いてあったりします。

この違いはなんだろうと少し考えてみたんです。そしたら決定的に違うことに思い当たりました。


今学んでいることは、自分が興味を持って学ぼうとしていることなんですね。だからこそそれを吸収した上で自分のために書き綴っている。それはただやらなくちゃいけないからやっていることとは全然違っているわけです。

よくよく考えたら、学校で教えてくれることは非常に多岐にわたりすぎていて、自分が興味がないことも学ばなくてはならないわけですよね。「俺は歴史が大好きなんだけど、数学は訳がわからなくて苦手」っていう人は多分いると思うんですね。私なんかは逆に「数学みたいにいくつかの事柄を組み合わせて何かを解決する」ようなのが好きで、ただ覚えるってのが苦手だったんです。

確かにある程度はいろんなことを知っていくべきだとは思います。でも、学校っていうものはもっと多様性を持ってもいいんじゃないでしょうか。大学ですら(面白そうなものだけじゃ単位が足りないから)興味のないものを学ばなくちゃいけないなんてどうなんだと思ってしまうわけです。

「勉強なんてつまんない」なんて思わせるのはもったいないじゃないですか。そのせいで学びたかったことまで学べなくなったらなんだかなぁって感じがしません?

最近は学ぶこととともに、教える機会も増えてきていますのでそんなことを考えてしまうのでした。どうせなら少しでも面白がってほしいもんですからねぇ。中学のときの先生たちもこんなこと考えてたのかなぁ。
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