『スパム2.0』
2006.06.26 Monday 01:00
たつや
多くの人がそうであると思うのだけれど、私も毎日スパムメールを受け取る。
スパムというのは概して邪魔で必要ない。いらないものだからこそ「スパム」だとも言える。しかしながらその質は徐々に変化しているのではないだろうか。
かつてのスパムといえば、ろくに読めもしない英語のものであった。内容も○イアグラとかそんなのばっかりだった。本当に見る気もしない、見てもどうしようもないものしかなかった。
今のスパムは、それとは少し異なるのではないか。私は友人との会話の中でそう思うのであった。
私自身は基本的にフィルタリングされた環境下にあるので見ていないのだが、最近のスパムと言うものはなかなかすごいことになってきている。
たとえば最近多いのが、「女性が女性を紹介する」という名目で送ってくるスパムだ。こちらのリアクションに関わらずにひとりで物語をつらつらと書き連ねてくるのが特徴なのだが、これがまた「リアクションがないこと」を前提に色々と書き連ねられていて、一連の読み物として連続してみると、なかなかに興味深い。
しかしながらそれらは、なんのかんのと理由をつけてウェブのアドレスが書き込んであり、そこにアクセスさせようというのがありありと窺える。なんとすればそれはやはりスパムである。
ところが。友人は言う。
友「最近のスパムはすごいぞ。」
俺「ほう。どうすごいのだ。」
友「なんかの報告みたいなメールでアドレスとかなんも書いてないの。で、メールの終わり際に『そして・・・』とか書いてある。」
俺「なんだそりゃ。」
友「で、暫くするとその続きがして『そして』の続きから書いてあるんだ。」
俺「ワケわかんねー(笑)」
友「そしたら今度は『だが・・・』とか書いてある(笑)」
俺「スパムも随分と進化してるんだな。これはもう一種のエンターテイメントじゃねぇ?(笑)」
友「エンターテイメントて(笑)」
俺「もはや従来のスパムとは違う。言うなれば『スパム2.0』だな(笑)」
というわけで、当サイトでは次世代スパム『スパム2.0』を生温かく見つめていこうと思います(笑)
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