VMwareを利用してみる:6
2006.06.07 Wednesday 16:31
たつや
ちなみに追加できるハードウェアには
・ハードディスク
・光学ドライブ
・FDD
・サウンド
・USBコントローラー
・シリアル/パラレルポート
・Generic SCSIデバイス
などがある。Generic SCSIデバイスはホストPCに接続されているSCSIデバイスをゲストOSでも認識させるためのものだ。
[Virtual Machine Settings]の[Options]側には、仮想マシンに対する細かな設定項目がいくつか存在する。その中でも特徴的なのは[Startup/Shutdown]の項目だ。ここではVMwareが起動した際に(ホストOSが起動した際に)その仮想マシンがどう振る舞うかが設定できる。[On host startup]が[Power on virtual machine]になっていれば、ホストOSの起動と同時にゲストOSも起動する。但しVMware Server Consoleが起動していないとホスト上から画面を見ることはできない。直接動作させる必要のないサーバー用途のゲストOSなどはこの設定にしておけば自動的に作動するので便利である。[On host shutdown]が[Power off virtual machine]の場合はサスペンド(中断)して終了する。[Shut down guest operating system]に設定すると、ゲストOS上でシャットダウン処理を行ってから終了する。
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個人的な感想でいえば、利用するだけならVMware Playerのほうが動作がわかりやすく、余計なものもないので快適である。但し、新たに環境を構築して運用まで持っていく過程においては、GUIでパーツを組み合わせることができ、VMware Toolsのインストールまで行えるVMware Serverのほうが効果的であるようにも思う。最初からVMware Serverに慣れてしまえばいいのだろうが、Playerの快適さが心地いいためにどちらを常用にすべきかは悩ましいところでもある。
その他のServerの利点としては
- バックグラウンド動作が可能
- 複数の仮想マシンが動作可能
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