VMwareを利用してみる:1
2006.06.03 Saturday 13:00
たつや
(1)仮想化してみようかと思う
かねてより、「コンピューターの仮想化」というものが気になっていた。
もちろん技術的なトレンドとしてもそういう流れは主流になりつつあるが、一個人としても仮想化には興味があった。
私の場合、生来の阿呆であるからして自宅にもパソコンが何台かあったりする。そして困ったことに、そのどれにおいても同じように情報にアクセスできたり、同じような使い勝手を求めたりする。
するとどうなるか。
何台ものパソコンに同じソフトをインストールし、同じ設定をし、メールも何台ものパソコンで取得できるようにし・・・などと冷静に考えたら不毛極まりないのである。
それだけではない。
いざというときに備えて重要なデータはバックアップを取ることを心がけている。しかしそれにしたってあれやこれやとあるのはやはり面倒極まりないというのが実情である。ホントに面倒なのでどうにかしたいと思っていた。それがもしかしたら「コンピューターの仮想化」でずいぶんと解決するかもしれないのだ。
とりあえず軽く仮想化について触れることにする。いわゆるパソコンというのは、パソコンというハード(機械)の上にWindowsやらMacOSやらLinuxやらというソフト(OS)があって、それが動作しているのである。そういったOSというのはハードそのものと密接に関わりがあり、そのため違うコンピューター上で同じOSをそのままコピーして使うというようなことはまず無理なのである。
しかし、仮想化するとどうなるか。ハードとOSの間に、その違いを吸収するためのソフトが重なり、その結果としてOS部分の可搬性が高くなる。また、通常ハードとOSは1対1で用いられるものであるが、仮想化されたものに限ってはそうとも限らない。ひとつのハードに複数のOSが動作する(ように見せかける)ことも可能なのである。
そんなわけでこれから暫く、ちょこちょこ書いてみようと思う。
comments (1)
trackbacks (1)
<< ドキドキしてきた
VMwareを利用してみる:2 >>
[0] [top]